2009年09月01日

トビイカは空を50m飛ぶ



トビイカというイカは、驚いた時には空を飛ぶことがあるのだそうです。
※トビイカ=沖縄県のごく一部で流通。暖かい海に棲み、食用。
沖縄方言では「ヒンガーイカ」と呼ばれる。
分布は本州中部以南から沖縄、台湾、南アフリカなど。
胴長約三〇センチメートル。

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《トビイカ》

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《飛んでいるトビイカ》

一説には100mぐらい飛ぶとも言われているようですが、
飛行距離はだいたい20m〜50mぐらい。

ただ、このような空中飛行はトビイカだけの特技ではなく、
ほかのイカでもしばしば観察されるのだとか。

空を飛ぶといえばトビウオが有名ですが、
こちらは滑空時の高さ約3m、飛距離は約300mにも及びます。
距離300mもスゴイですが、考えてみたら“高さ3m”ってモノスゴイですね。
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2013年2月8日追記
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《21枚の連続写真のうちの一枚》

2011年7月、北海道大大学院修士課程の村松康太さん(24)らのチームが、東京の東600キロの太平洋上を航海中にイカが空を飛ぶ姿を撮影したそうです。撮影した計21枚の連続写真の解析により、100匹ほどが海から飛び出したあと、体内にためた水を体外に噴射し、ひれを使ってバランスを整える高度な「飛行行動」を行っていることが判明したそうです。

イカが水面から飛び出すことはこれまでも知られていましたが、一連の過程を連続写真で解析して論文にまとめた点が評価され、今月5日付の海洋生物専門誌「マリンバイオロジー」電子版に掲載されました。

村松さんによると、イカの飛行は、〈1〉飛び出し〈2〉噴射〈3〉滑空〈4〉着水 の4段階。
イカが飛ぶ様子について、「水面に飛び出した直後に、今まで閉じていたひれを広げて、足も翼のように丸めて、下から揚力を得るような形を得ます。これ以上いかない(飛べない)っていうときに、水泳選手がプールに飛び込むように、(イカが)そういった姿勢をとる。この一連の過程がわかった」そうです。また、スミを吐いたり、速く泳いだりする時に使う「漏斗(ろうと)」を用いた海水のジェット推進も、水中と空中の両方で行っていたそうです。

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《21枚の連続写真のうちの別の一枚》

撮影したイカはスルメイカの仲間とみられ、時速約36キロ。毎秒およそ11メートル。陸上のウサイン・ボルト選手並みのスピードだとか。飛行の高さは2〜3メートル。この時は3秒間で約30メートル飛行。
村松さんによると「捕食者から逃げるため、飛行能力を発達させたのだろう」とのことです。

今までと異なり『沖縄ではなく東京の東で、トビイカではなくスルメイカの一種』という点からすると、日本全国どこでイカが空を飛んでいても不思議ではなさそうですね。

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